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L-Nextについて

L-Nextは生活介護事業所ですが、『働くこと』を主とした事業所です。

憲法には「すべての国民は、勤労の権利を有し、義務を負う」とあり、当然障害者にもその権利と義務があります。近年、国も障害者の就労に関してかなり整備を進めてきています。しかし、実際にはその制度に合わない人たちがいます。就労系の事業所ではついていけず、生活介護事業所の授産活動や創作活動では十分にその力を活かせない人たちです。L-Nextは就労系事業所と介護系事業所の中間に位置します。生活介護の形態をとりながらも本人のペースで思いっきり『働ける』そんな事業所をめざします。

一般に学校教育を終えた者は社会人として、勤労の権利と義務を負って社会生活を営んでいきますが、障害のある人たちのほとんどが、そのどちらもが全うされないまま生活しています。消費者であり、生産者でもあるという当然の立場に立つことなく、その機会や経験も少なく、働いたお金を自分の生活の為に使う必要があるということを学ぶ機会がないまま社会生活を営んでいる人が多くいます。L-Nextは自分が生産者であり、消費者であることを自覚して生活していけるよう、本人にかかる費用は極力本人の収入から支払うというシステムを取りたいと思います(例えば食費や行事費用等)親や保護者に費用の面倒を見てもらうのが当然だと思うのではなく、“自分にかかる費用は自分で支払う”ということを通して、精神面や生活習慣的な自立のみではなく、経済的システムの中での自立を自覚して行ける取り組みを目指していきます。

 

et’s go to Next

今いるステージから次のステージとしてのL-Nextへ、そして、また次のステージへ。L-Nextはそれぞれが次へ行くための場として存在します。

L-Nextで培った力で就労移行等の他事業所へ移行するなど、個人、個人その人に合った場所で活動できれば良いと考えています。それは単に場所や施設を変えるということだけではなく、個人の質の発達を目指すということです。今の自分から次の自分へと変わって行く、一人ひとりが居場所を見つけ、さらに飛躍し、充実した人生を歩んでいける場としてL-Nextを利用していただけたらと思います。

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